夏服の衣替え前に知っておきたい「しまい洗い」のコツ
朝晩は寒くなり「秋の気配」が実感できるようになりました。
地域差はあるものの、10月~11月にかけては衣替えの時季で、夏服から秋・冬服への入れ替えが必要になってきます。
衣替えとひと口に言いますが
★しまう服と処分する服の選択
★しまう服をきれいにする
★しまう服とすぐに着る服の選択
と…3つの工程に分けられます。
衣替えの際、特に大切なのがしまう服の 汚れ落とし と 手入れ を収納前にきちんとしておく「しまい洗い」です。
まず、衣替えをきっかけに、不要と判断した服の処分に努めてみましょう。
衣類を減らすと収納スペースができますし、洗濯する量が減れば作業量も洗剤の量も減って、コストの削減につながります。
今年の夏に一度も着なかったり、2〜3年以上着続けたりしたものは、『しまい洗い』をする前に思い切って処分してしまいましょう。
この夏に一度でも袖を通した衣類には、目に見えない汚れが付着していますので、収納する前に必ずクリーニングをしましょう。
汗などの皮脂汚れは収納中のカビや虫食い、黄ばみの大きな原因になります。
家で洗濯できる物を洗う時に大切なのは、洗剤選びです。
いろいろなタイプの洗剤が市販されていますが、特に夏物衣類は汗や皮脂などで汚れやすいので、シミや黄ばみなどの変色を防ぐためには、弱アルカリ性の洗剤でしっかりと汚れを落とすことが大切です。
ただし、弱アルカリ性の洗剤は衣類への負担が大きくなります。
洗濯前に、洗濯表示をチェックすることも忘れないでください。
家で洗えるのか?、どんな洗剤を使ったらいいのか?等、良くわからないものがあれば、お気軽にクリーニング店にご相談ください。