家事のプロがやっている「備蓄食料の簡単管理法」
地震だけでなく、台風や豪雨などの自然災害が増えている今、食料をストックしておくことは大切です。
また、コロナ禍で陽性と判明し、買い物に出られなくなったときに、自宅に食料がなくて困った人も多くいました。
いざというとき慌てないように、個人個人で食料を備蓄しておいたほうがいいでしょう。
今回は災害時にも活用できるおすすめのストック食材をご紹介します。
★ 炭水化物は必需品
お米と水と火があればご飯は炊けますが、それでも時間をかけずに食事を摂れる「パック入りのご飯」や「レトルトのお粥」があると便利です。
レトルトのお粥などは、温めずにそのままでも食べられるので常備しておくと安心です。
「パスタ」や「そば」、「そうめん」等は、意外と賞味期限が長く設定されているので、ストック食材として優秀です。
中でもおすすめしたいのが、茹で時間が短いもの。
手間がかからないという点も魅力ですし、災害時にカセットコンロのガスを使う時間が短くて済むのも助かります。
ご飯も麺類も、味を付けられるものがいくつかあると飽きません。
ご飯に乗せるものや和えるもの、パスタにかけるソースなどさまざまなものがありますが、ご飯に和えるものをパスタに使ったり、パスタソースをご飯にかけたりすることもできますね。
また、レトルトカレーには、賞味期限が5年というものもあります。1つ買っておくと安心です。
★お湯を入れるだけで食べられる食器不要のカップ麺
状況によっては食器を使うのが困難なケースがあります。
そのときに活躍してくれるのがカップ麺のように食器を兼ねているものです。
最近はお湯を注いでかき混ぜると食べられるご飯ものもあります。
★たんぱく質が豊富な缶詰
炭水化物だけでなく、たんぱく質をとることでパワーが出ます。
たんぱく質となる肉や魚は、種類豊富な「缶詰」で常備しておくのがオススメです。
複数の種類の缶詰をを用意しておくと、飽きずに食べられていいでしょう。
★とにかく使える! 万能なめんつゆ
ご飯にも麺類にも、薄めればお吸い物にも使える万能調味料「めんつゆ」は、災害時にも大活躍してくれます。
常に1本、ストックしておきましょう。
★冬場は特にスープ類
寒い時期は特に、体を温めてくれる「インスタントスープ」もあるといいでしょう。
冷えた体に染み渡るはずです。
★栄養があるゼリードリンク
災害時は栄養が偏ってしまうことがあります。
また冒頭で述べたように、自分が体調不良で外出できないこともあるので、栄養があるゼリードリンクもストック食料の中に入れておくと安心です。
今回ご紹介したような食材を半透明のケースに入れ、目につく所に置き、年に2回(3月と9月)入れ替えをするのがいいと思います。
目に付くところに置いているので忘れることはなく、また日頃食べているようなものなので、消費するのも簡単です。
今まで食料のストックがうまくできなかった方は、ぜひお試しください。