「撥水」は汚れもはじく優れもの
「撥水」とは「水をはじく」という意味です。
その 撥水加工 を衣服にしておくと、雨に降られても水が染み込みません。
撥水加工は、フッ素系樹脂 や シリコン等のガード剤 を用いて雨などの水をはじくために工夫されたものです。
水をはじくだけではなく 汚れもはじく ので、飲み物や食べこぼしによる汚れ防止にもなります。
その事から、汚れ防止の為にしておく人が多いのです。
対象となるのは、スーツ、おしゃれ着、学生服、コート、ネクタイ等。
水をはじき、汚れを予防しておきたい衣服にしておくと便利な加工です。
この撥水加工は、ガード剤が繊維一本一本の表面をコーティングするものなので、生地の通気性を損なう事がなく、蒸れる心配はありません。
その為、風合いや手触りが変わらず、ほとんどの生地に加工できます。
ただし、加工するのは、衣服をクリーニングして綺麗にしてから。
汚れが付いていたのでは、ガード剤が付着しにくく、しかも汚れが繊維に固着してしまいます。
クリーニングに出すときに同時に頼むようにしましょう。